理論と二次試験、かぶる問題

電験二種合格を目指そうと思うと、途方もない時間が必要になりますね。
中には運良く受かっちゃう人もいるのでしょうが、そういう人は基礎的な学力が高い人であったのでしょう。

さて、限られた勉強時間の中で、ある程度的を絞った勉強をしていく必要があるわけです。
電験二種を目指す人の多くは社会人ですから、時間も限られているわけですね。

今まで長い間、電験二種の勉強を続けてきた私ですが、理論の問題と二次試験の問題が直結しているな~と思うものを書いていきましょう。

●静電気
クーロンの法則 
電解の強さとガウスの定理 
電界と電位 
静電容量 △(コンデンサ計算はよく出る)
静電エネルギーと静電力 
複合誘電体 
コンデンサの接続 ○(コンデンサ計算はよく出る)
電気映像法 

●電流と電気抵抗
電流と電気抵抗
大きさのある導体の電気抵抗 ○(歩幅電流計算)

●磁気
磁気間のクーロンの法則
アンペアの周回積分の法則
ビオサバールの法則
磁気回路
電磁誘導 
インダクタンス 
磁気エネルギー ○(電線のインダクタンス求めたり)

●荷電粒子の運動
静電界中の荷電粒子の運動
静磁界中の荷電粒子の運動

●直流回路と回路計算の諸法則
オームの法則とキルヒホッフの法則 ◎(基本中の基本)
テブナンの定理と重ね合わせの理 ◎(テブナンは地絡計算でよく使う)
定電圧源と定電流源 
抵抗の△Y変換 △(希に使う)

●交流回路
瞬時値の計算 ○(パワエレの整流回路計算などで)
ベクトル記号法 ◎(超重要。これができないと話しにならない)
条件付き回路 ○(ややこしい計算はこの項目で訓練すべし)
共振回路 ○(ややこしい計算はこの項目で訓練すべし)
ブリッジ回路 ○(ややこしい計算はこの項目で訓練すべし)
最大電力の計算 ◎(機械制御の最大トルクなどこの項目の計算法を使う機会が多い)
相互インダクタンス回路 ◎(送電線同士のインダクタンス計算で使う)
ひずみ波交流 △(まれに出題される)
四端子定数 ◎(簡単な割に二次試験でも通用する)
ベクトル軌跡 

●三相交流回路
平衡三相回路 ◎(電力管理の送電線系計算問題で基本)
不平衡三相回路 

●電気計測
平均値および実効値 ◎(パワエレの整流回路計算で多様)
計測誤差 
分流器・倍率器 
単相電力の測定 
三相電力の測定 

●過渡現象
微分方程式とラプラス変換 ◎(機械制御の自動制御で必須科目。時間かけてやるべし)
RL回路
RC回路
RLC回路

●進行波
進行波

※電験二種 これだけ理論の目次を参考にさせていただきました。

こうやってみると、やはりというか三相交流回路系の問題が頻出しますね。

直流回路計算では基本中の基本となるキルヒホッフはもとより、二種の線路計算系で多用するテブナンについて学ぶことが出来ます。

また重要なのが指数関数(ε)・直交座標表示(R+JX)・三角関数(E(cosθ+jsinθ)・極座標(∠)の使い分けが確実にできるようになることですね。
交流回路のベクトル記号法の項目でしっかりと解説してあるので、この項目はねっとり勉強すべし!

また、機械制御を攻略するために必須のラプラス変換は過渡現象の項目で基礎を学べます。
ここで基本的な内容を頭に入れ、これだけ機械制御の自動制御の問題へとつないでいくと理解が早い。

電気計測の平均値・実効値の項目では、機械制御の整流回路系の計算へとつながる基礎を学ぶことが出来ます。

こうやって読み返してみると、理論を深く理解することが、電験二種二次試験にとっていかに重要なことかがわかりますね。
私が理論の計算問題を解いている際は、「一体この問題は何の役に立つんだろうか・・・」とモチベーションが下がったものですが、二次試験を勉強している今ならば言えます。
「理論の勉強は、二次試験に確実につながっている」と!

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