やる気・モチベーションの維持

最低勉強時間を決める

やる気・モチベーションの維持

譲れない最低勉強時間ライン

最低でも1時間は勉強しよう

電験三種を勉強していく上で、「○時間だけは絶対勉強する」という時間を決めて下さい。
これは、いかなる理由があろうとも絶対勉強しなくてはならない時間です。
私の場合、これを3時間と設定しました。

この3時間を守るのは非常に大変でしたが、半年間の勉強でほとんどこれを守り通すことができ、無事に合格することが出来ました。

継続は力なりとはよくいいますが、毎日3時間もの勉強時間を工面するのに非常に苦労した覚えがあります。

最低でも1時間は勉強することをおすすめします。

トータル1000時間勉強を目指そう

電験三種を合格する上で、大体4科目合計1000時間程勉強すれば合格が見えてくると言われています。
その内訳は、理論300h/電力250h/法規100h/機械350hといった感じです。
私は半年間で理論・電力・機械を合格する必要があったので、300h+250h+350hの合計900hの時間が必要であった訳です。

もし仮に一日3時間は最低勉強すると仮定すると、
6ヶ月3時間30日=540時間の勉強量を確保出来る計算になります。

ですがこれだけだと、900h-540h=360hの時間が足りなくなる、という訳です。
なので、一日4~5時間の勉強ペースを守らなければ、合格は難しいだろう、という考えに至り、一日4時間を超える勉強時間を確保して勉強を続けた訳なのです。

はじめは1時間の勉強時間確保も難しかった

私が勉強を始めたのは「危険物甲種が欲しい!」と思ったころからですね。
このころはまさか電験を勉強するとは思ってもいなかったですし、ましてや二種に合格するなんて夢のまた夢でした。

とにかく頭の悪かった私は、毎日1時間、机の前に座っているのも難しかったです。暇さえあればゲームや漫画に手を出し、インターネットでえっちなサイトを見たりと、集中できなかった。

そんな気が散りやすい私もいろいろな方法を組み合わせながら、次第に勉強時間を伸ばしていくことができました。

椅子に足をくくりつけてみた

これは今となっては笑い話なのですが、 貧乏ゆすり をしてどうしても落ち着かない足を椅子にベルトで固定しました(笑
私はたぶん発達障害なのでしょうが、学生時代から落ち着きがなくフラフラと出歩いてしまうタイプなので、こうでもしないと机に向かうことは難しかったんですね。

気が散るものを撤去

次に行ったのは今まで熱中していたゲームを処分することでしたね。DIABLO2という当時世界的に流行していたハスクラ系のゲームにドはまりしていた私ですが、まずはこのCDをたたき割りました。

次に漫画の棚の処分を始めました。本棚2つ分くらいあった漫画をすべて売り払い、ほかにも「捨てるには惜しい」といったたぐいの本はパソコンに取り込むなどして、とにかく視界から消し去りました。

机を電験に染めた

机の前にあるものをほとんど電験関係のもののみにしました。参考書・ノート・筆記用具・電卓。こうすることで実際の試験の会場と同じような状態を疑似的に作り出せていたと思います。気の散りそうなアイテムはすべて撤去し、タンスの中なりに押し込みました。

図書館にいく

いよいよ集中力が必要となる電験試験間近になったら私は強引にでも勉強をするよう、図書館へと向かいました。図書館の自習室にはおそらく中学生・高校生らの学生さんがたくさんおり、その中でむさっくるしいオッサンが良くわからない参考書を開いて勉強している様は、周りから見たら異様だったかもしれません。

普段とは違う環境で、周りの人たちも一心不乱に勉強をしているので、集中して勉強することができましたね。おそらく喫茶店などでも勉強は可能でしょうが、喫茶店では周りの人たちが騒いでいることもあるので、集中して勉強することは難しいかもしれません。

勉強時間を可視化する

私は勉強時間管理表を作成し、勉強した時間を色鉛筆で塗分けていました。理論は緑・電力は赤、といった具合にですね。こうすることで自分が今どの程度の勉強時間を累積しているのかが一瞬で分かるため、モチベーションアップにつながります。

最低3時間勉強までに、あとどれほどの勉強が必要なのかがすぐわかるので、終わりが見えていいですよね。

細切れの勉強時間を組み合わせる

毎日3時間もの勉強時間を確保しようと思うと、単純に「参考書を読んで過去問を解いて・・・」という方法だけだと中々難しいですね。

・参考書を読みあげ、その読み上げを録音し、暇な時間に聴く
・過去問を解く
・まとめノートを作る

といった具合に、複数の勉強を組み合わせることで、脳の一部分のみを疲労させず、まんべんなく全体的に脳を使うことで、勉強を持続できるようになるのです。


あなたも電験に合格したいならば、この合格の目安である「1000時間」を元に、どの程度のペースで勉強すれば合格するかを計算してみて下さい。
その結果、一日に最低どれほどの時間勉強するかが分かるはずなので、それよりやや少な目の時間を、最低勉強時間として設定し、かならず守るようにして下さい。

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