TOP

メニュー

はじめに

ここでは、電気の素人が「第三種電気主任技術者」の試験に合格するにはどのようにすればよいのかについて解説していきます。

電験三種は「第三種電気主任技術者」の資格試験をいいます。世間では「電験三種」「電検」などと呼ばれている資格です。
詳しくはよく覚えてない(オイ)ですが、高圧受電している工場やビル・病院などに、この資格を所有した人を一人置く事、と法律で決められています。詳しくは法令の勉強をば!!!
その需要は多く、世間の高圧受電をしている施設の実に97%程は電験三種の資格でまかなえるという話です。
実際、一流企業で電気主任技術者を募集しているケースは多くあり、この資格とある程度の経験があれば、一生食っていくことには事欠かない資格です。
ゆえにその難易度はかなり高く、工業高校電気科を「優秀な」成績で卒業した人レベルとされています。

筆者は現在「第二種電気主任技術者(試験合格)」及び「エネルギー管理士 電気(試験合格)」の資格を保有しています。その他電気関連では第一種電気工事士の免状も保有しています。
もともと、私は偏差値40程の工業高校・機械科卒でして、機械の知識はある程度ありましたが、電気の知識はあまりない状態でした。
特に頭がかな~り悪かった私は、最初勉強を始めた頃は分数の掛け算・割り算すら間違えるような悲惨な状態でした^w^;
けれどもここに掲載している記事の内容のように、毎日必死に勉強を積み重ねることで、少しずつ問題が解けるようになってきました。

おすすめ参考書

兎にも角にも、勉強には参考書がなきゃ始まりません。ここでは筆者が使用した参考書を掲載します。とりあえず買っとけ!^w^

電験三種合格への最短の道

さて、「オームの法則って何?」というような、私たち電気のド素人が普通に勉強して、この資格を合格することができるでしょうか?

否、合格は極めて難しいと言わざるを得ません
では何故、電気のド素人であった管理人が合格を勝ち取ることができたのか。
それも、合格率が10%を切る、2009年9月の超難関年に合格したのです。
合格に至るまでに行った、約9ヶ月間の努力の方法をこのサイトに書き記していきます。

まず、兎にも角にも、電験三種に合格するためには「反復練習」です。簡単には合格できませんが、地道に勉強を続ければ素人でも合格できます。
ただ、そこに至るまでに私はかなり段階を踏んでいることも確かです。下で書いているように、電験三種の試験に挑む前に、関連しそうな資格をいくつか取得しています。

勉強法については「やる気・モチベーションの維持」を参照していただければ、私が実際どのようにモチベーションを維持しながら勉強していったかがわかると思います。

電験三種の勉強法

さて、私が行った勉強法について箇条書きしていきます

  • 参考書や法令を音読し、録音し、録音データを繰り返し聞く(通勤通学時・風呂の中・就寝時)
  • 過去問・参考書をコピーし、わかった部分を黒塗りで消していく
  • 過去問を10年分(余裕があればもっと)繰り返し解く。
  • 苦手な計算問題は後回しし、とにかく暗記する事を重視
  • 公式は語呂合わせで暗記(語呂合わせはサイトに掲載してあります)

といったところ。
素人でも「覚える」だけならできます!!!!理解は後回しでいい。理解はあとでついてきます。

特に電力・機械・法規は「覚える」事を主体として勉強していけば合格まで至ります。
計算問題は結構厄介ですが、所詮5択問題なので1/5の可能性にかけるのもあり^w^;
覚える事を主体として、余裕をみつつ解けそうな計算問題を勉強していくというスタンスでいいんです。

関連する資格の取得

電験三種合格に至るまでに、私は電験三種に関連しそうな下記の資格を取得しています。電験三種の問題には電気の知識のほか、ボイラーや危険物などの知識を随所に求められるため、直接電験三種の試験に挑むよりも、遠回りだとは思いますが関連する資格を段階的に取っていったほうが良いと感じました。私が電験三種を取得するために、前準備として段階的に取得していったのは

  • 第二種電気工事士
  • 第一種電気工事士
  • 2級ボイラー技士
  • 1級ボイラー技士
  • 第三種冷凍機械責任者
  • 第二種冷凍機械責任者

以上のような資格です。一応、消防設備士や技術士一次試験、甲種危険物取扱者も取得していますが、あまり電験には関係なさそうでした。最低限、赤マーカーをひいた資格は、電験三種に挑む前に取得したほうが良いと感じています。

電験取得後の仕事

さて、私は電験取得後、数度転職していますが、現在は発電所に駐在しています。電験三種を取得した後に電気主任技術者として勤務する上で、おすすめできる業種・おすすめできない業種があります。私も転職するにあたりかなり考えましたが、結果現在は発電所勤務で満足している状態です。

総じて言えますが、「設備が老朽化している需要家」の場合、更新計画などが必要でかなり面倒です。特に40年を経過しているような変電所がある場合、PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有設備がある可能性もあり、これらの処理・保管にも気を配らなければなりません。
逆に新規発電所案件で建設工事前に電気主任として専任した場合、導入する設備が電気法令に適合しているか、設備基礎の状況は良いかなどの確認や、設備が搬入される前の工場立ち会い・納入前立ち会い等面倒な仕事が多くなります。


病院(おすすめ度:☆☆☆☆★)必要資格:第三種~

  • BAD「電気を止めたら人が死ぬ」というプレッシャーがあるため責任が重大
  • 24時間電気を確保しなければならないので年次点検が困難
  • 病院独自の電気仕様(特殊アース等)を理解する必要がある
  • 電気主任技術者が「無駄なコスト」と見られ待遇があまり良くないと聞く。

上記のことからおすすめしません。とにかく病院の電気主任業務は悪い噂が絶えないんですよねぇ。実際、病院で電気主任をされている人はどうですか?


工場(おすすめ度:☆☆★★★) 必要資格:第三種~ ・エネルギー管理士

  • 比較的給料が良い
  • 大規模工場だと設備が多く電気設備も複雑となる
  • 大規模工場だと停電調整が大変(特に24時間運転工場の場合)
  • 要求される技能レベルが高く大変、逆に言えばスキルを身につけるのには良い
  • 電気主任の仕事は片手間で他の雑務が大半を占める

工場の仕事は仕事の要求レベルが高いため大変ですが、技術を学ぶのには良い環境と言えます。大規模工場だと総務や現場と調整としての停電計画をねったり、仕様書作成に伴い自分で電気回路の作図をしたり、各現場からの電気的問い合わせを受けたり、盤をペンキで塗ったり、設備故障の際に応援に行ったり・・・と非常にバラエティに富んだ仕事を任されることになります。


メガソーラー(おすすめ度:☆★★★★)必要資格:第二種~

  • 必要資格レベルが第二種電気主任以上のケースが多い
  • 高給(600万~)
  • 建設後の仕事は定期巡回がメイン
  • 非正規雇用(契約社員)のケースが多い
  • 発電所建設後、別の案件への移動が考えられる。
  • 山奥の僻地での勤務となる
  • 日中勤務である

今流行りの再生エネルギー発電。メガソーラー関係の仕事はFITの終了に伴い、今後はほぼ無くなっていきます。そういった意味では斜陽産業といえなくもないのですが、FITの契約期間は20年なので新規案件の電気主任になれば20年の仕事は確保でき・・・るかもしれません。


洋上風力(おすすめ度:????)必要資格:第二種~
今後伸びてくるであろう洋上風力発電。色々と噂は聞きますが、ここはある程度想定で書いていきます。

  • 自営線が海中を通り10km~という長さ・・・どう管理するの?
  • 風力発電を見に行くのに船が必要。船酔いする人はだめ
  • 現場が僻地な上、設備は洋上。

洋上風力発電は今後必ず伸びてくる分野なので抑えておきたい。ただ、まだ稼働している需要家がないので、コメントで色々と教えて下さい^w^

筆者の近況

2020/1/21
サイト大改装中です。色々とご迷惑をおかけしますm(__)m


2013.07.15
久しぶりの更新です。
いやー電験の試験日が近づいていますね。
私は電験二種とエネルギー管理士に挑んでいますが、これが中々に受からない・・・。
まぁ電験三種を半年弱で合格してしまったわけですから、実力が圧倒的に足りないわけです。
今は大手の工場で電気係として特高変電所の巡回などをしていますが、勉強することだらけで頭がパニックになりそう。
でも電験三種という資格を合格できたことで大手工場に転職でき、給料も大幅アップ!休みも年間90日から130日になり、人生が良い方向へと向かっています。
ボーナスも出て、20万円で最高級のPCを組んでゲームをプレイする日々です。
まぁ電験二種合格を目指す私としては遊んでばかりもいられないのですが、正直実力が不足しているのでいい教材はないかな?と探していたりします。
正直、電験三種は独学で合格はかなり難しいのですが、セミナーや講習会を活用すると合格に結びつきやすいという話をよく聞きます。
なんか無料で講習会の体験DVDを送ってくれるところを見つけたので紹介します。

翔泳社アカデミーの電験指導講習。
左からクリアファイルと、体験DVDとパンフレット。
一番右はクリアファイルの裏側で、電験で使用する主要な単位等がまとめられていて便利。
今は無料で体験DVDをゲットできるとのこと!
電験マニアの人は知っていると思いますが、電験の試験当日、試験会場周りでパンフレットなどを配っている人達が結構います。
私は毎度、無料パンフレットをもらうのですが、無料とは思えない内容が充実したものが結構あったりします。

以前、電験三種の試験の際にもらったパンフレットは未だに愛用していて、電験に必要な公式などがまとめられていたりします。
また、電験シャーペンなんてのもその際にもらい、今でも愛用していますよ。
無料とはいえ、案外役立つものを手に入れられたりします。
電験三種を合格するには、公式を頭からすぐにひっぱりだせる必要があるのですが、こういった時に無料のパンフレットが役立つなんてことも多いのです。
また、かなーり昔ですが無料の講習会に参加したこともありました。
この際、内容もかなり充実しており、講習終了後に講師の人に色々と質問したりもできたので、とても有意義だったのです。
今回紹介した翔泳社アカデミーの電験指導講習の体験DVDも無料なので、興味のある人はどうぞ。

まぁ~無料なもんはとりあえずもらっとけ的な!


2015.02.19
電験二種に合格しました。
苦節6年にも渡る電験の勉強も、ここでひとまずは終了ということにします。
今後は、電験二種とエネルギー管理士の資格を活かして転職活動にいそしもうと思います。
今の会社で主任技術者ができれば良かったのですが・・・機会に恵まれそうにありませんので。
先日、転職サイトと人材バンクに登録したのですが、来るわ来るわ面談希望のメール・・・。
正直裁ききれない程で、ちょっと困りものですね。
一応、電験二種の攻略サイトも作りました。
電験二種に素人が合格するには
まだ作成途中ではありますが、ぼちぼち作っていきます。


[電験関連]

電験三種を合格したのが2009年。その際に、無理と分かっていて電験二種を受けたら何故か電力が合格。
2010年は電験二種の一次試験に合格するつもりで挑んだけれど、惜しくも理論が合格に至らず・・・。
来年は理論のみ残った状態で、現在は理論の勉強を進めています。

電験三種に合格された方は、電験二種のあまりのレベルの高さに腰が引けてしまい、そこで勉強をやめてしまう人が大半だと言います。
私も初めは電験二種の問題を見てまるで分からず、「やめよっかなぁ・・・」と何度も思いました。

ですが電力が合格していたので、その勢いで「これだけ二種シリーズ」全冊と、過去問15年分、計4万円ちかい費用を出してテキストを買ってしまっていたので、後へ引けない状態へ追い込まれてしまっていました。

逆に言えば、これが良かった。

後に引けない状態に自分を追い込んだお陰で、電験二種の合格のラインが一応見えてきた感じがします。

このサイトを見ている方には「電験三種の試験を受ける際は、電験二種の試験も受けて置いた方が良い」と語っていますが、正直電験二種の一次試験の機械・電力・法規は三種のレベルが分かっていれば通ります。

ただ理論だけはちょっと特殊で、三種とは一風変わっている為、無勉では通らないです。

なので、とりあえず1、2年目で機械・電力・法規を受かり、3年目で理論を通し二次試験へという形が勉強時間配分的にも良いのではないでしょうか。


[エネルギー管理士(電気)]

エネ管は、2009年に受けたものの全滅。

2009年は電験三種の試験に全力を持って当たっていたので、エネ管の勉強は全くしていなかったのです。 こりゃ滑って当たり前。

そして2010年に、電験二種のついでにエネルギー管理士の試験を受ける。今回は勉強の時間も比較的多く取れ、科目123が合格し、残すところ4のみ残すこととなりました。

エネルギー管理士(電気)は電験三種よりもやや難しく、よく「電験2.5種」と言われます。

個人的には電験二種一次試験レベルかな?と思いました。


[技術士(電気電子)]

2010年は、技術士(電気電子)の一次試験に挑みました。結果は、合格!なんと一年目で通ってしまいました。 これは正直予想外でしたね。

私は危険物甲種を保有しているので、共通科目が免除されたのが良かった。電験三種の合格を目指す方で、将来、技術士(電気電子)の取得も考えている方は、少し回り道になるかも知れませんが、甲種危険物を取ってから技術士に挑むのも良いと思います。

技術士の共通科目免除を受ける事ができる資格は、電気技術者としてはエネルギー管理士・電験二種が挙げられますが、この2つの資格は比較的取るのが難しく、時間がかかると思います。

もしも甲種危険物を受ける資格があるならば、これをとってからの方が楽だと思いました(危険物は役に立ちますしね)


[電気工事士関連]

私は元々第二種電気工事士を取得しているのですが、今年は第一種電気工事士に挑みました。結果は、合格!これも初年で合格を勝ち取りました。 事前に問題が10問+α発表されているので、教材を買ってひたすら練習あるのみです。

ただ私の場合、エネ管や電験二種・技術士がメインだと想定していたので、実際工事の練習をしたのは公表問題1・2のみでした。
あとは複線図の描き方をひたすらやっただけです。

これを機に、第一種電気工事士の勉強の方法をまとめたサイトを立ち上げようかなと思っていますので、こうご期待!


[その他]

今年は、クレーン運転士(限定無し)の資格にも挑みました。

一見電気とは関係ないクレーンの資格なのですが、問題を見てみると電気に関係する問題がかなり多く、「これは第一種電気工事士相当の知識が無いと合格は無理かもな」と思いました。

例えば、n=120f/pを使用した問題や、直並列合成抵抗の問題、ベクトルを使用した力の合成等々。

私が使用したテキストは「クレーン運転士 ずばり一発合格」です。

これが出来れば、合格は間違いないでしょう(実際、合格しましたし)

クレーン運転の実技教習ではお腹を壊しながらもなんとか合格を頂き、晴れてクレーン運転士(限定無し)の資格保有者となりました。

あとは認定電気工事従業者の講習にもいきました。

これがあると、500kw以下の高圧受電している施設の定圧側の工事ができる・・・という感じだったと思います。


■おすすめ参考書

管理人が電験3種を合格するために使用した参考書です。

なかなかに数が多いですが、それぞれの参考書に特徴があるので、上手く使い分けましょう。
私が自信を持ってお勧めする電験三種合格の為の最強の参考書。

よくわかるシリーズやこれだけシリーズなど、多くの参考書を渡り歩いてきましたが、「初めからこれを買っておけばよかった・・・」とちょっと後悔しています。

この参考書は、電験三種の電力・機械・法規・理論の4科目が1冊の本にまとめられているもので、本自体は20mmほどの厚みしかありません。
ただ、そのまとめ方が逸品で、よくここまで重要な点をまとめきったなと感心する程です。
私は現在、電験二種の勉強をしていますが、今でもこの本は役立ちます。
私はこの本を丸暗記しました。


このシリーズはそれぞれの分野を深く突き詰めて説明してあります。

過去問を見て「この問題は分からないなぁ」という場合に、このこれだけシリーズを見て理解しましょう。 それぞれの項目ごとに問題が5問程度用意されているため、基礎力を育成するのに役立ちます。 ただ、一冊が1.5cmほどの厚みがあり、それが4冊並ぶとめまいがする程のボリュームになります(笑)

電験に合格するには、地道な努力が必要不可欠です。
これだけシリーズで地道に勉強を続けて行けば、いつか合格できるときが来るでしょう


■電験三種 完全解答

電検の過去問です

ボイラーや冷凍機械、危険物など他の資格でもそうですが、過去問を勉強することは基本中の基本ですね。

電験三種でもやはり基本中の基本。

過去問無しで合格は、正直きびしいです

電験三種の過去問集は色々なものを見てきましたが、この完全解答が解説も分かりやすく書いてあり、信頼ができると感じました。

実際、私は完全解答を繰り返し何度も解く事で、合格を勝ち取ることができたのです。

電験受験が初めての方は、まずはこの完全解答を手に入れて、問題の蛍光を掴むべきですね


■ボイスレコーダー

このサイトでは、「とにかく読んで覚える」事をオススメしています

というのも電験は覚える範囲がかなり広く、「フランシス水車・フラッシオーバ-・ギャロッピング」など、始めて聞く単語がとても多いです。

英語を覚えるのにリスニングをするように、電験もまた読んで、聞いて覚えるのが正解です。

電験の問題の場合、「あっこれ聞いたことある単語だな」というのをとりあえず○打っておくと、案外正解になったりするのですよ。

私が紹介するのはZOOMシリーズ。

私はここで紹介するH2を持っていますが、その性能は折り紙付き。

私は趣味でカラオケを歌いますが、その際にも大活躍(笑)

サイトで紹介してある私の録音した音声データ(プライバシー保護の為、声質変えてありますが)も、このZOOMシリーズのH2で録音した物です。

このボイスレコーダーは他の安価なボイスレコーダーより声をクリアに録音でき、保存形式もMP3の他にWAVも選択できるので編集も可能。

この編集という部分がかなり重要で、このサイトで紹介していきますが2倍速、3倍速の音声を作成して聴く「速聴」ができます。

編集は少々コツがいるのですが、フリーソフトのSoundEngineを使えば可能。

他のボイスレコーダーだと保存形式が特殊で、このソフトで読みこめないという話も聞きますので注意してください。

コメント

表示できるコメントはありません。
タイトルとURLをコピーしました