やる気・モチベーションの維持

ノート・計算用紙は捨ててはいけない

やる気・モチベーションの維持

勉強の見える化

計算用紙はあなたの勉強の履歴

あなたは計算用紙を捨てていますか?
私は計算用紙は保存してあります。

電験三種は計算問題が多いので、瞬く間に計算用紙が増えていきますよね。
私も電験三種を合格するまでに使用した計算用紙は500枚を越える程です。
(↑試験合格後、ブックスキャナーでPCに取り込んだ)

試験勉強をしていた当時はこの計算用紙の束を眺めて、「あぁ、俺はこんなにも努力を積み上げてきたんだ」と自信を持ったものです。
ノートや計算用紙は自分が積み上げてきた歴史そのものです。
もしもこのノートや計算用紙を捨てて、電験三種の試験に滑っていたらどうなると思います?
あなたが努力してきた事を証明するものが無くなってしまう訳です。

その後、「あぁ電験三種なんて受かるわけないや」と諦めてしまったとしたら、あなたには何も残らない事になる。
諦めた数年後、再び電験三種の試験に挑もうとしたとき、あなたはまた真っ新な状態から勉強を開始するハメになるでしょう。

どんな方法でも良いので、ノートや計算用紙は必ず保存しておくように。
私のようにブックスキャナーでパソ\コンに取り込んでおくのもアリです。

数年後、見返すことも

第三種電気主任技術者の試験に合格した後、私のようにすぐにエネルギー管理士や電験二種・技術士の試験に挑む場合はいいのですが、家庭の事情や仕事環境などの変化によっては勉強が難しくなるケースもありますね。

そういった場合も想定して、まとめノートなどのノートは必ず取っておくべきです。

私の場合はデータ化してHDDに入れてすぐに取り出せるようにしています。

「俺は第三種電気主任の試験が合格した後、エネルギー管理士や電験二種などの上位資格には挑まないから」という人もいるでしょう。

ですが人生、どのように変化するかわからないんですよ。
今勤めている会社が、第三種主任技術者の免状で大丈夫な需要家だったとしても、設備の増加に伴う受電容量の増大により「あぁ、来年には特高受電になって第二種電気主任技術者が必要になるなぁ」なんてケースは結構あるんですよね。

また、今の電気主任技術者の仕事に給料面や待遇面での不満があるため、辞めて別の会社に行きたい、でも第三種電気主任の資格だけだと給料面での不満が解消できない・・・なんてケースも出てくる。

こういった変化に対応するためにも上位資格には常にチャレンジしていきたいところなのですが、事情によって難しいことも考えられるんですね。
勉強が必要になる機会が数年後に回ってくるかもしれない、その時のことを想定して、まとめノート、できれば計算用紙もすべて保存しておくべきというわけです。

業務上で必要になることも

私は第二種電気主任技術者の免状を使用して15万v受電の需要家の電気主任技術者をしています。

大規模な発電所や変電所の建造時には試験の際に勉強したことが生きてくるケースがあります。
・あれ、短絡容量の計算方法はどうだったかな
・変電所の接地方式やB種接地はどうだったかな
といった具合に。

こういった業務上の疑問点について、過去にまとめたノートを参考にする機会があったりするんですよね。自分の魂のこもったメモですから、しっかり覚えているんです。

こういったメモを頼りに、電気設備技術基準や内線規程の項目を調べ、電気主任技術者として正しい判断を下していく・・・そういった際に、過去に勉強したことが役に立つんです。

結論:メモはすべて取っておく

以上、勉強の際にでたメモ紙は、すべて取っておくことをお勧めします。

人生、どこでなにが役に立つのかわからないものです。特にまとめノートは大事にしましょうね。

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