電験二種の勉強法

電験二種でできる仕事って?

電験二種の勉強法

第二種電気主任の仕事

電験三種と電験二種の違いは、主任技術者になれる電圧の区分が主ですね。

5万Vと17万Vの区分っつー訳ですが、正直電験三種持ってれば国内の9.5割の需要家の主任技術者が出来ると言われています。
なので、単にリストラ対策だとか、老後の仕事のためという感じならば、電験三種で十分でしょう。
ただ、最近は省エネルギー関連の仕事がかなり増えているため、エネルギー管理士(電気)の資格は取得しておいた方が無難です。
エネルギー管理士+電験三種があれば、現状では十分と言うことですね。

んでは、電験二種は一体何のためにあるんだ?と思いますが、要するに9.5割の残りの5割ですね。
※一種が必要なのは極限られた場面なので除いときます

5万ボルトを超えるような電圧で受電しているような需要家というのは、たとえば大規模工場であったり、鉄道会社であったり、おっきなビルであったり。
そのどれもが一流の企業ですね。
でも総数は圧倒的に少ないですから、再就職の受け皿として狙うにしても難しいところ。

ただ、電験三種で主任技術者が出来る職場と比べ、お給料も100~200万円ほど高い。
お給料の面ではメリットが大きいですねぇ。
電験三種で出来る主任技術者業務の範囲だと、年収の相場は350~450万円程度
電験二種ならば400~600万円なので、これは大きい。

もしも貴方が既に電験二種が必要な需要家に勤めているのならば、電験二種を取得すれば出世の道が開けるかもしれません。

ただ老後の仕事にしようとすると、若干の問題があります。
電験三種で受け持てる範囲の需要家の場合、月に数度出社するだけでいいようなのですが、電験二種が必要な需要家の場合、毎月正社員としてフルタイムで働かなければなりません。

私の勤めている会社の主任技術者の方によくお話を伺うのですが、その方は65歳とかなりお年を召しておられて、「この歳になってフルタイムで働くのはちょっとなぁ・・・週2~3回程度の半日出社ならともかく、毎日定時まで働くのはしんどいよ。やりたいこともあるのに」と愚痴を聞かされることがままあります(笑)
どうも電験二種の必要な需要家の主任技術者の場合、フルタイムで働くことが法律で義務づけられているようなのですね。

「老後にちょっと小遣い稼ぎがてら、週数回電気設備の巡回の仕事をやるかな」といった感じの仕事は三種でも十分というわけですね。

この内容を読んで、それでもあなたは電験二種の取得を目指しますか?

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