食事後は眠くなるという人
朝一勉強
私は以前から早朝の勉強をお勧めしています。
具体的には4~5時頃に起きて勉強をし、7時30分には会社を出て・・・といったサイクルです。
私はこの生活を数年続けていましたが、朝起きてすぐに勉強にとりかかるというのは、はじめは結構大変ですね。慣れないうちは頭もさっぱり働かず、勉強に身が入らないものでしょう。
眠気は勉強の大敵である
さて、勉強を効率よく進める上で、一つ理解しておかなければならないことがあります。
それは、「食事後の勉強効率は下がるのが原則」という事です。
体内の血液は一定量で、食事後は消化器官に血液が取られ、頭に回る血液が低下。
故に食事後は頭がぼーっとして勉強に集中できなくなるのが常であることは、皆さんも経験があると思います。
これを防ぐために、食事中に勉強したり、食事直後に勉強をしたり、食事後に風呂に入って時間稼ぎしたりと様々な対策を書いてきました。
ここでは根本的な対策として、「一日2食」の生活スタイルをお勧めします。
食事をするというのは思いの外、内臓に負担をかけるため、食事の分だけ睡眠時間が増えます。
一度食事をすると2~3時間睡眠をとらなければならないと考えると分かりやすいでしょう。
一日三食の人で8時間、一日二食の人で5時間、一日1食の人で3時間の睡眠をとることになると考えて良いでしょう。
食事の量を三食から二食に減らしただけで、一日3時間有効に使える時間の量が増える、という訳です。
また、食事後の意識の低下もその分減るのも良いですね。
自分を追い込んでいくというスタイル
断食をされた方なら分かると思いますが、人は食事を少なくすると意識が鋭くなり、記憶力・判断力が向上します。
私も普段は3食になりがちですが、土日のように長時間勉強できるときは一日2食にしています。
極端な日は一日1食になるときもあります。
食事量の制限をするのも、効果的ですよ。
一食の量を減らすことで、胃腸にかかる負担を押さえましょう。
私は電験を勉強する上で徹底的に自分を追い込んでいきました。睡眠時間を削るのは勿論、食事量を減らしていくこと、自分にねん出できる時間のすべてを電験の勉強にささげたのですね。
おそらくは、大卒の方のように基礎学力がある方ならばここまで自分を追い込まないでも十分合格できると思います。が、私は基礎学力がまるでない人間でしたので、勉強する習慣がなく、なんらかの制約を自分に課さないと駄目だったんですね。
結論:朝飯は我慢して勉強しよう
朝飯を食べるとどうしても頭の回転が鈍ってしまい、朝4時~7時という貴重な3時間の勉強時間を有意義に使えないことになってしまいます。
肉体労働の方にとってはかなり厳しいスタイルとなりますが、メタボ気味の人にとってはちょうどよいダイエットになるのではないでしょうか。
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