電験を活かして転職、その後・・・

私は電験三種のおかげで転職に成功しました。

転職前は30人ほどの町工場で、生産技術・設備保全をしていましたが、10億円もの設備導入の際に深夜まで働き続けるような苦しい仕事を続けたあげく、現場に飛ばされて退職に追い込まれることになりました。
毎月長時間残業をしていた頃は手取り27万円ほどありましたが、会社を辞める前は手取り15万円ほどだったと思います。
年収で言えば230万円くらいだったかな?
自分一人で食べていくのが精一杯で、とても嫁さん子供を養える給料じゃない。
しかも毎日10kgもの鉄の塊を手で運び、1300度を超える灼熱の工業炉の前でその鉄の塊を500個も箱詰めするような過酷な勤務。
200kgを超えるような鉄の塊をバールで動かし、粉じんでせきこみながらフォークリフト乗り回し、鉄塊がのったパレットを運ぶ・・・。

事務所で設備保全・生産技術の主任をやっていた私は現場に飛ばされた私にとって、この仕事は屈辱でした。
この屈辱を胸に秘めながら、私は暇を見つけては現場の設備の裏で電験三種の参考書を開き、勉強をし、合格したわけです。

その後、私は転職サイトにプロフィールを載せます。
元設備保全・生産技術の経験と、電験三種という強力な資格を所有していたため、すぐにスカウトメールが何通も届きました。
転職にはそれほど苦労しなかったですね。

今は大手の工場で特高変電所勤務。
たまにボイラーや空調の機械を見たりもします。

今の私の年収はおおよそ450万円。
昔と比べると200万円以上上がっていますね。

仕事も楽になって、特高変電所ではぼけーっと監視盤眺めていたり、電気主任技術者のじいさんと世間話をしたり。
仲間達とゲームの話をしたり、たまに現場の蛍光灯替えに行ったり。
昔の過酷な勤務と比べれば、天国と地獄、月とすっぽん。
本当に気楽になりました。

特高変電所勤務ではあまりにも暇すぎるので、電験二種の勉強を続けています。
とうとう二次試験までこぎつけ、今は結果待ち。
まぁ初めての二次試験なのでさすがに合格はないとは思いますが・・・。

今の電気主任技術者が高齢なので、電験二種が受かったら主任技術者になれるかもしれない。
そうすると責任もでてきますし、仕事も忙しくなりそうではありますが・・・。

そんなこんなで、「この世にこんな楽な仕事があったのか」と思うほど楽な境遇になりました。
今思うことは、もっと早く電験三種を取得して、20代のうちに転職して主任技術者をやっておけばよかった、ということですね。

私は電気に関しては今の会社に入社して3年ほどの経験しかありません。
設備保全・生産技術で主任をしていたころも、電気に関してはさっぱりでしたし・・・。

なので早めに転職をして、さっさと電気の技術者になっておけばよかった、と今更ながら後悔しています。
みなさんも、はやく電験三種取った方がいいですよ。
特に今置かれている環境が過酷で苦しいものならば、なおさらです。

世の中には、信じられないほど恵まれた仕事ってのがあるんです。
私はそのことを、今回の転職で体験しました。

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