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電験三種はその受験者の多さから、各地で講習会が盛んに行われています。
そんな講習会の中でも、無料講習会を実施している講習会も数多くあります。
私は以前勤めていた会社で「電験三種の無料講習会を実施しています」という案内を頂き、行って来ました。

当時は電験三種がなんなのかもよく分からないですが、上司に「お前は将来電験が必要になるだろうから、試しに行ってこい!」と言われるがまま、行って来ました。
当然、全く電気の知識がない(二種電気工事士も持っていなかった)私なので、講習会の内容はちんぷんかんぷんでした。
が、周りの人達は真剣そのもの。
自分と同じ20歳になったばかりの成年や、60近いオッサンなど様々な年齢の人が100人以上、講師の先生の話を非常に熱心に聞いているのをみて、「これはただごとじゃないぞ」と思ったものです。

私は日々をなんとなーく過ごしているぬるいタイプだったので、「あぁ、社会に出てからも勉強を続けている人たちがいるんだなぁ」と、彼らを眺めていました。その数年後、仕事で徹底的に追い詰められて必要に迫られ勉強を始めるとは、その時は知る由もありませんでしたが。

あの頃は電験もなにもさっぱりわからなかったので、講習会の内容を聞いてもちんぷんかんぷではありましたが、いい刺激になったと思います。

これがきっかけで第三種電気主任技術者、いわゆる「電験三種」に興味を持ったのです。

運勢の変化に対応できるように

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そしてそれから数年の時を経て、私たち労働者を取り巻く環境は激しさを増し、わたしもいつリストラされるかも分からないような状態になってきた2009年の初め。
「このままでは首を切られる!なにか行動しなければ」と思いはじめ勉強を始めた矢先に、その講習会の案内が再び来ました。
私はまたその講習会に参加し、あの熱心に聞き入る人達のあの独特な雰囲気を再び肌で感じて、「あぁ俺も頑張らなければ!」と思うに至ったのです。

講習会で紹介している勉強会への入会料は10万円程のものでしたが、今思えば入っても良かったかな?と思いました。
ただ、無料講習会のあの独特な雰囲気を体験するだけでも、非常に価値のあるものだと思います。

この記事は2010年ころに書いた記事だと思いますが、あれから10年が経過し、世間はコロナウイルスの蔓延により世界的な不況が訪れています。2021年には世界恐慌になるのでは、という状況とみられており、「コロナ解雇」といわれる大量解雇がニュースにあがるようになってきました。

私自身は今、幸いなことにコロナウイルスによる影響をほとんど受けていない業界にいるため問題ないのですが、やはりいつ首を切られてもいいようにと頑張って取得した電気主任技術者の資格は心強い。たとえここを首になっても別の場所で頑張ればいいんだ、と思えるので、心の安定感が資格取得前と後とでは全然違います。

なぜみんなが必死に電験を勉強するのかを知る

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電験三種の講習会では教師の方が熱心に理論の問題の解き方を解説していたように覚えています。やはり電験は理論の問題がかなり難しく、ここで科目合格をできずに挫折する人たちが多いようですね。

講習会では若い人はおそらく中学生?くらいからお年を召した方は70歳くらいの方までおられます。電験という資格は社会に出る前の学生さんにはいい就職先を探すために必要となり、在職中の方は今の仕事を失わないため、出世するために必要となり、お年を召した方でも働けるのが魅力的、というわけです。

そういう意味で老若男女問わず必要とされるのが「電験三種」であります。

無料講習会は、電験の受験会場と同様に年齢層が幅広く、独特の雰囲気を感じられるでしょう。必死に勉強するおじいちゃんたちを見て、若い人はいい刺激になるのではないでしょうか?

結論:一人で勉強は苦しい

どうしても独学になりがちで、周りの人達がどんな勉強をしているのかも分からない状態が長い期間続くことになります。
職場に一緒に電験の勉強ができる同僚がいればそんなさみしさも紛らわすことができるんですけどね。
無料講習会はそんな悩みを、ふと忘れさせてくれる。

無料のパンフレットもどんどんもらおう!nn

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