電験二種の勉強法

覚悟がないならば勉強すべきではない

電験二種の勉強法

電験二種という資格は、そりゃぁもう難易度の高い資格です。
三種をギリギリ受かったようなレベルの人だと、途方もない勉強時間を強いられることになってしまいます。
えぇ、私のように(笑)

現在の私の勉強時間を集計すると、三種を勉強し始めてからおおよそ4500時間の勉強をしています。
それでも、電験二種は受からない。
4500時間というのは、年間2時間の勉強をおよそ6.16年続けたのと同じ状態ですね。

・・・正直、これほど勉強しても取れるかどうか微妙です。

毎日2時間を6年間。
これだけの時間を勉強のために失うと言うことが、どれほど大きいことかは想像が付くでしょう。

なので、特別な理由が無い限りは電験二種の勉強はすべきではありません。
「二種もってたらカッコイイじゃん!」的な中途半端な気持ちで挑むのならば、やめておいた方が良いでしょう。

では二種を取得する程の覚悟とはなんでしょう。

・過去にパワハラなどを受けて退職に追い込まれたような痛い経験がある
・再就職に時間がかかりひどい目にあった
・会社で必要に迫られている
・二種を取得すれば人生が開ける

といった具合。

私の場合ははじめの一つが電験二種を勉強する主な理由。
毎日深夜まで働き続け、時には20時間残業を強いられるような過酷な仕事をし、体と心を壊した挙げ句にパワハラを受けて退職せざるを得ないようなひどい経験をしたことによります。

生産技術の主任をしていながら、結局現場の一番過酷な職場に飛ばされ、泣く泣く仕事をしていました。
制御盤の裏側で電験三種の参考書の切り抜きを読み続けていた頃を思い出すと、今でも泣けてきます。

こんな痛い経験があるからこそ、5年ほどの勉強を毎日続けてこられたのだと思う。

覚悟がないならば二種には絶対手を出さないでください。
二種で勉強するはずだった時間を、趣味に費やした方がよほど有意義な人生が送れると思います。

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