なりたい自分とは!?
想像したものになれる
あなたは何のために電験三種を勉強していますか?
仕事上で必要だからですか?
リストラの憂き目にあって必要に迫られて取るのですか?
子供の頃からの夢だからですか?
人によって、それぞれ電験三種を取得する理由があるはずです。
私は工業高校の機械科で学んでいるうちに「電気のことを学びたいな」という思いがありました。今思えばあれがそもそも電気業界に入りたいという思いの源泉だった気がします。
ただうちはとても貧しい家に生まれていたので公立の高校までしか行けなかったのと、電気の専門学校へ通うには当時の頭ではちょっと厳しかったかな、とも思います。
「ピンチに陥った時のための電験」もあり
私は前職でリストラが目前に迫り、それまで所有していた危険物や電気工事士の資格だけではとても太刀打ちできない試練が来ると確信し、電験三種を取得することを決意しました。
それ以降私は、電験三種・1級ボイラー技士・甲種危険物・3種冷凍機械・消防設備士と資格を立て続けに取る訳ですが、私の心の中には「電験三種を取りこの弱小企業から抜け出して良い会社に入り、エンジニアとして立派に働いている自分の姿」を常にイメージしていました。
このイメージは勉強をすればするほど強くなり、試験前には「必ず合格しあの姿になる」と確信して試験に挑みました。
そんな強いイメージがあったからこそ、あの困難な2009年の試験に合格できたという訳です。
ただ、やはり追い詰められてからの努力というのはかなりしんどいもので、それこそ命を削りながら行う必要が出てきます。私の場合は朝4時に起きて、夜中23時まで勉強しているような状態でした。当然、睡眠時間は4~5時間くらいの状態が長期間続いたわけです。こんな無茶は若いころだからできたことですね。
だから、あなたは「ピンチ」に陥る前に電験を取得してはどうですか?直近に転職の予定はないし、人生はわりと順風満帆だとしても、保険のために電験を勉強するのはとても良いことだと思います。
ぶっちゃけると電験二種まで取得していれば、ほぼ働かなくてもいいような仕事は結構ありますよ。私もほぼ「いるだけ」の置物ですが、それでもよいと思っています。
人間いつまでも若くないですし、足腰立たなくなったり、それこそ事故や病気で障害を持ったら、多くの人は失業して路頭に迷うか国のお世話になるのです。
けれども資格があれば、そういう危機的な状況になった時も、なんとか働き続けることができるかもしれない。そういう理由付けで勉強も、悪くないと思います。
強いイメージを持つ
自分が電験三種を取ってどう変わるのか、その姿をイメージして勉強して下さい。
いわゆる「波長の法則」というやつでスピリチュアルな考え方ですが、「自分が想像したものになれる」というやつですね。
電験を取得後の強いイメージは、そういう状況に至るのに必要なことだと思います。
私は前の仕事で割と順調だった時に「電験二種を持っていると働かなくても食っていけるような仕事もあるみたいだぞ」という話を業者から聞きました。
そういう生き方もあるのかぁ、いいなぁと思いましたし、実際そんな環境に憧れがありましたね。
だから私は漠然と、「電験二種を取得して、ベンツを乗り回すイカした中年になろう」なんていう変なイメージが、いつからか出来上がり始めました(笑
たぶん、このイメージが今の状態につながっていったんだと思います。
あなたも電験を取得して「なりたい自分」を想像してみるといい結果になるかもしれませんよ。
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