過去問は必須、だが
最優先すべき過去問を見誤らないように
電験三種の出題範囲は実に広いですね。
過去問10年分を繰り返し勉強するのは大変だと言わざるを得ません。
なんとか範囲を絞ることは出来ないか。
実を言うと、電験三種の出題の法則として、「前年に出た問題は出にくい」という法則があります。
これはまぁ100%ではないのですが、基本的に近い年度に出題された問題は、試験には出にくい傾向があることは確かです。
なので、ここはいっそ去年の分、一昨年の分くらいは勉強しないのも手と思います。
私も実際、2009年の試験に挑む際には2007年から過去10年分の問題を使用しました。
これで合格できています。
電験三種は出題範囲が広いのでいかに勉強範囲を絞るかについて、常に考えるように心がけて下さい。
最優先すべきは4年前~10年間
過去問の問題で最優先するのは、直近の3年分を除いた、4年前以前の10年分の過去問です。
アマゾンなどで過去問集を見ると「最新版」と書いてあるものがあり、知らない人は「最新だからこれが一番いいんだ」と思ってしまいがちなのですが、電験の問題出題傾向的に言って、数年古いもののほうが良いんですね。
この傾向は電験二種でも同じですので、過去問集の選び方に関しては注意したほうが良いでしょう。
あまり古すぎる過去問は微妙
過去問もあまり古すぎると現在の問題の出題形式に合わず、微妙というケースもあります。
電験三種は以前は記述式の6科目時代がありまして、このころの出題は電卓を使わないようなものもあり、現在の出題の形式とは離れている問題が多いです。
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