電験三種の試験の注意点

電験の試験に持っていくもの まとめ

電験三種の試験の注意点

完全な準備を

さて、試験の際に持っていくべきものを紹介してきました。
下記に、全てを記載しておきますので、最終チェックに使用して下さい。

持っていくものリスト

□シャーペン
□鉛筆
□定規
□消しゴム
□鉛筆削り
□タオル
□傘
□冷えぴた
□電卓
□携帯電話
□ハンカチ、ティッシュ
□受験票
□目薬
□腕時計
□まとめノート
□過去問・参考書
□耳栓
□鼻炎薬
□ウェットティッシュ
□会場までの地図及び乗り換え案内
□コーヒー
□飯

まとめ

一年に一度しかない電験三種の試験。
その際に「これを持っていくと良い!」というもののリストとその説明をしていきます。

鉛筆・シャープペンシル

これらは当然必要ですね。
鉛筆は2本以上、シャープペンシルは芯が入っていることを事前に確認。
普段使っているのが4色ボールペン+シャープだったならば、この日のために別のシャープを使用した方が良いでしょう。シャープは計算問題の式を用紙の隙間に書くために使う。鉛筆でもいいが試験問題用紙のスペースが少ないため、隙間を有効に利用できるシャーペンのが良い。
マークシートはシャープペンシルで塗らない方がいい。先の尖ったシャープペンシルで塗ると、仮にあとで「回答を間違えた!」と思ったとき、消すのが本当に大変になる。

鉛筆は消しゴム付きのものが良いです。消しゴムを忘れたとき等になにかと使えますので。
鉛筆はマークシート塗りつぶし用。予め先を丸めておくという工夫も当然必要です。硬さはHBかB推奨。

消しゴム

当然、消しゴムも必要なわけですが、電験三種はその試験の特性上、「消しゴムで消している時間も惜しい」訳です。本当に時間がない!

なので、普通の消しゴムよりも、早く消せる消しゴムの方が良い。

ここで紹介するのが「もっとかる~く消せる消しゴム」
確かにこれは早い。
凄まじい勢いで消しゴムが減っていくのが難点ですが、試験中のみの使用を考えればそんなことどうでもいい。
私は試験用にかならずこの消しゴムを一つストックしてあります。

また、電験三種の試験は計算用紙が貰えるわけではないので、必然的に試験用紙の隙間に計算を記載していく事になります。

時間との戦いなわけですが、問題をある程度まで解いた後に「あっ、これ違うじゃん!」となったとき、 再計算するためのスペースもない!となるわけです。 迅速に計算式を消してやりなおさなきゃいけなくなる。こうなると試験時間の猶予は1分とか30秒とかいう極めて短い時間になる(本当にこうなります。何度も経験していますので、断言します)
そんなとき、普通のMONOのゴム消しゴムを使って急いで消すと試験用紙を破ったり、消し残しがあったりして、大変な事になります。

そんなときの為に、この消しゴムを常に一つストックし、試験の時のために使いましょう。

定規

定規は必要ですが、まぁ線が引ければなんでもいい。
いざとなれば鉛筆を使ってもいい。
ただし、三角関数の計算が分からないため、定規で寸法を測って・・・というのはNGだったはずです(なんで三角定規はあかんかった・・・はず)
定規の規定に関してはややこしいのでよく分かりませんが、「クリアーなもの」であればいいはず。
一度確かめてみて下さい。

鉛筆削り

鉛筆はマークシートを塗りつぶすときのみ使用するものなので、それほど消耗は激しくない。
予備の鉛筆があれば不要ですが、携帯用の鉛筆削りがあれば心強い。
このタイプの「削りカスがためれるタイプ」を買うと良いでしょう。

タオル・傘

雨が降る際、傘を忘れることはあまりないでしょうが、タオルは忘れがち。
私はエネルギー管理士の試験を受ける際、朝が豪雨で靴下・靴・ジーパンがびしょぬれになったのに、タオルがないので濡れた状態で試験に挑まなくてはならない状態となりました。
電験三種の試験は9月頃なので、室内は冷房がガンガンに効き、体は濡れているのでどんどん冷えて、しかも席がクーラーの真ん前・・・という最悪のコンディション。
当然頭は働かず、1科目も合格できませんでした。

冷えぴた

これは以前どこかの記事で書きましたが、電験三種の試験に挑む上でかなり重要なアイテム。
電験三種の試験は9時~17時とまる一日試験に費やすかなりしんどい資格です。

その為、脳みその消耗度が高く、試験の合間合間で頭を休める必要がある。
そんな際に使用するのが、この「冷えピタ」です。
試験が終わった直後、冷えピタをそっと鞄の中から出し額に貼る・・・。
端から見るとちょっとおかしな人に見られかねませんが(笑)
(実際、他の受験生からチラ見される)
でも、効果は抜群です。

特に午前中の2科目目、及び午後の2科目目に効果を発揮します。
是非おためしアレ。

電卓

絶対忘れてはいけません。 これがないとほぼ受かりませんから。
意外とコンビニでは√付きの電卓が売ってないので、事前に用意しておかないと大変なことになりますよ。

また電卓の紹介の記事でも書きましたが、「00」「|>」キーのあるものを購入しましょう。
また、電卓テクニックの記事でも書きましたが、「÷」二度押しと「-」二度押しの操作だけは事前にマスターしておいてください。

マシントラブルのことを考えても2台用意しておくと良いでしょう。私の場合は手帳に忍ばせておいたカード電卓を予備機として持っていっていました。

受験票

これも絶対忘れてはいけません。
もし忘れてしまった場合は、窓口に行って手続きを踏めば受験できるようです。
(私は忘れたことがないので、具体的にどういった手続きをとればいいかはわかりません)
また、写真を貼る必要があるので、写真をはるのを忘れずに。

もしものことがありますので、コピーをかばんに入れておくのも良いでしょう。受験票がなかったときに係員に説明がしやすくなります。受験票を忘れた場合はすぐに管理局へ行くか試験管に連絡を。

目薬

長時間の試験は、意外に目が疲れます。 試験の合間合間、冷えピタとセットで使いましょう。 集中して試験問題をとき続けるとほんとうに目が疲れます。

腕時計

会場によっては時計がないケースも多々あります。
また、時計があってもそれを見ようとするとカンニングと間違われるケースもあるので、腕時計は有った方が良いでしょう。卓上時計でもいいんですが、試験会場によっては机がかなり狭くて時計がじゃまになるケースもありますので、腕時計推奨です。
アラーム等の機能は切っておく事。 アップルウォッチなどのスマートウォッチはNG

過去問・あんちょこ等

過去問は試験直前の確認にはあまり向きませんので、事前に重要な箇所をまとめたあんちょこ・まとめノートなどを見るのが良いでしょう。 このときのためにまとめておいたまとめノートが降下を発揮するのですね。

耳栓

試験が始まる前まで、心を落ち着かせる為に外界の雑音を遮断するのはかなり効果的。
また、昼休みに昼寝をする際も使います。
試験中は使えないので、外しましょう。

鼻炎薬

花粉症の季節ではないですが、鼻炎を持っている人は必ず持っていくこと。
鼻が詰まっていると、思考力は半減します。
少しでも「鼻がつまったかな?」と感じたら、ガンガン使っていきましょう。
後日多少鼻が痛んだっていいんです。
試験日当日が乗り越えれればいいんですから。

会場までの地図・乗り換え案内。

受験票に書いてある地図・案内だけでは不安です。
特に、「○○大学 ○○キャンパス1号館」と書いてあっても、大学は広いので分からないケースが多々あります。
なので、事前にyahoo地図などで、詳細な場所を調べておくと安心でしょう。
また、yahoo路線などの乗り換え案内で、電車の時間を調べておくことも重要です。

1年間勉強してきた資格を、遅刻でパーにしては元も子もないですから。

時間にはゆとりを持って。私は一時間半前には会場についていましたよ。

コーヒー

目覚まし用。
眠気のある状態で試験に挑むのは絶対駄目。
コーヒーは覚醒作用があり、頭の回転が一時的に良くなりますので、試験日くらいは飲んでも良いでしょう。
普段から常用していると、効果が薄くなるようですが・・・。 カフェイン錠でもいい気がします。ガンガン使いましょう。どうせ試験の日の夜は興奮して眠れないのですから(笑

昼食

試験当日、試験会場近くのコンビニや飲食店は非常に混雑します。
なにせ受験生の多い資格ですので、昼休みに入ってからコンビニに行くと一杯人が並んでいて、買うのに時間がかかった・・という状態は避けたい。
試験前の復習や、昼寝による頭のリセットなど、昼休みにはやらなくてはならないことがかなりあります。 朝来る際に買っておく方がよいでしょう。 なんならカロリーメイトでもかばんに詰め込んでおけばいい。

また、昼食は腹にもたれないものがよいです。
具体的には菓子パン等。
おにぎりなんかは腹にもたれ、消化のために胃に血がまわってしまい、頭に十分血が回らなくなるという悪いパターンになってしまう為です。

まとめ:完全な準備が必要だ

もしも筆記用具を忘れたり、受験票をなくしたり、雨天で体を冷やしたりすれば、最悪のコンディションの状態で試験に挑むことになります。

こうなると、1年間必死に勉強してきたことの結果が満足に出せなくなり、「しまったなぁ」という結果になる。

100の実力を持つ人が55%のちからしか出せなくなれば不合格なんです。

60の実力をもつ人が100%のコンディションで挑めば合格なんです。

体調管理・メンタル管理は本当に重要なので、試験日前日はここのリストをしっかりと読んで、試験に挑んでくださいね。

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