年齢によって記憶方法は使い分ける事

「若い頃は記憶力があったけれど、最近は歳を取ったせいか記憶力が落ちてねぇ」
そんな話をされる高年齢の方がおられます。
これは、ある意味真実なのですが、ある意味間違っています。
というのも若い頃の記憶というのは、どんな事でもただ闇雲に覚えることの出来るタイプだからです。

では、歳を取ってきてからはどうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単です。
「過去の経験を利用して覚える事」

録音データを聴く際も、若い人はただ闇雲に聴いていれば自然と覚えていく。
けれど、歳を取っている人はこれが出来ない。
なので私は、過去の経験を活かして覚えていく方法をお勧めします。

例えばコレは冷凍機械責任者の問題ですが、
「蒸発器出口冷媒の過熱度が大きくなると、温度自動膨張弁の弁開度は大きくなり、弁を通過する冷媒液量が増加し、加熱度は設定値に戻される」
という問題。
若い頃ならば録音データとして吹き込み、毎日聴いていれば自然と覚えていつの間にか理解しているという事にもなりますが、歳を取られている方はそんな覚え方はできない。
なので、私の場合はこの問題を「蒸発器の出口が熱くなると・・・自動的に調整するバルブが大きく開いて冷たい油を沢山流してバランスを取るんだな」といった感じで覚えます。

この際、私は現場で扱ってきたバルブや油なんかを思い出しながら、頭の中で思い描くのです。
若い頃は経験が薄く、バルブや油を実際手に取ったことはないからできない事。
ですが歳を取り経験を多く積めば、「あぁ、あの機械の動きと似ているな」といった理解型の覚え方ができるようになり、またこの方法の方が忘れにくいでしょう。

実際に手に取った事のある機械ならば、その機械の構造を理解することもたやすいはずです。
「でも俺は電気の素人やし、機械も触ったことないよ!そもそもここは電気の素人向けのサイトじゃないのかー!」
と怒られる方もおられると思います。
それもしごくごもっともな話。

でも、そういう方でも家の瞬間湯沸かし器や圧力鍋、電気ポット、エアコンなど、家庭内の機械は触って来たと思います。
こういった家庭用品でも、頭の中で例えるには十分。

前の問題ならばエアコンで例えるのも良い。
「エアコンで部屋冷やそうとしてるのに設定温度に対して、部屋が明らかに熱いから、エアコンは自動的に送風量&送風温度下げて設定温度になるようにした」
といった感じで考えればいいと思います。

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