やる気・モチベーションの維持

休日をいかに有効に使うか

やる気・モチベーションの維持
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電験に人生かけますか?

かけるならば休日返上で勉強だ

土日や祝日の休日の使い方。
電験三種を合格する上で、極めて重要な課題です。
前の記事でも述べましたが、基本的に人間は多くの時間がある場合、あまり集中して勉強できないものなのです。

では、どうやってこの土日祝日を有意義なものにするか。
答えは一つ。
「平日と同じようなサイクルで勉強をする」です。
即ち朝4時に起きて7時まで勉強。
朝食後、仕事に行く訳ですが、仕事中は勉強をしているものと考えて勉強。
といった具合。
この方法で、8時間勉強ができます。

ただ、人生は電検の勉強が主ではないので、午後くらいは息抜きに遊びに行くのも良いでしょう。
私の場合は午前中を電検の勉強、午後は友人とカラオケでもして遊ぶと決めていました。
朝4時から13時頃まで集中的に勉強すれば、6時間は十分勉強できますので。
遊びから帰ってきてから19時頃から2時間勉強すれば、それで8時間。
十分じゃないですか。

とにかく、土日も必ず早起きをする。
これが重要です。
土日を有効に使うための奥義とも言えます。

覚悟がなければ電験には合格できない

休日を勉強に費やすというのは、相当の覚悟が必要になります。私の場合は「電験に受からなければ死ぬ」と考えている程でしたから、平日も休日もあったもんじゃなかったですね。

二種合格に向けて頑張っているときは平日は3~5時間は勉強していましたし、休日は5~14時間ほど勉強していた。それくらいの「人生の時間」をかけなければ二種合格は難しかった。

三種はどうでしょうか。三種の時も相当な時間をかけていましたね。もともとの学力がなかった分、苦戦していました。なんせ分数の掛け算・割り算も微妙な頭でしたから・・・。
基礎学力がある有名大学卒業の方ならこれほどの時間を割く必要もないでしょうが、私のように偏差値の低い工業高校出身者の場合は、基礎的な学力を補う必要があるため、相当の時間を費やすことを覚悟したほうが良いでしょう。

本屋で電験三種の参考書を開いたとき

余談ですが、私がまだ第二種電気工事士の資格をも取得していない、全くなにも電気のことを知らない頃に、上司から「お前、電験とっておけば将来安泰だぞ!こんな会社にいなくてもどこでも食っていけるぞ」とお話を受けました。

ほうほう、電験とはそれほどすごいものなのか、じゃぁチャレンジするのもいいかな・・・と本屋さんに行き電験三種の参考書を取ったのですが、書いてある内容が全く分からず立ち眩みした覚えがあります^^;

それほどまでに「全く分からないことに対するアレルギー反応」はつよかったのですが、どんなものでも長時間触れていれば慣れるもので、次第に「あれ、この部分はわかりそうだな」と少しずつ分かる問題が増えていきました。

そう、はじめは全く分からずどこから手を付けていいのかわからない状態でも、時間をかけて参考書を1ページ1ページめくっていくことで、自分に攻略のできそうな問題というのがわかってくるんです。

でもそれは自分が時間をかけて参考書をめくらなければならないので、途方もない時間がかかるんですね。その時間をどう確保するかが、電験合格不合格を分けると私は考えています。

息を吸うように勉強できるようになろう

「休日にまとめて勉強すればいいや」とか「平日に勉強しているからいいや」といった心構えだと、電験合格は正直難しいと思います。二種やエネルギー管理士レベルになれば猶更ですね。

私は電験二種合格直前までは、まさに「息を吸うように」勉強していました。机の上は参考書やメモで埋もれていましたし、朝4時に起きたらまず机に座り、参考書を開いて勉強していました。

勉強で失った時間は取り返せない。だが・・・。

失った、というのはちょっとおかしいのですが、電験二種合格までに至る5000時間という時間は、まさに「途方もない」人生の時間です。それだけの時間を浪費したともいえるんですね。

ただ電験取得後に運が良ければ給料もよく、労働環境もよく、仕事も少なめな仕事というのはあるものです。それこそ毎日体を酷使するような肉体労働で11時間ライン作業をし、土日も出勤しているようなブラック企業で働いているような状況から こういう仕事につければ、 5000時間もの人生のロスなど、数年で取り返してしまうことができるんですね。

実際私は以前は奴隷のような環境で仕事をしていました。休みなく20時間働き続けなければならないような地獄の環境に置かれたこともあります。

ですが電気主任をしている今の私の労働環境は大変恵まれたものになりました。
奴隷労働をしていたあの頃のことを今でも思い出しますが、自然と涙がでてくるんですよね。

そして電験を勉強して本当によかった、と心の底から思えるんです。

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